家具固定部会(塩月氏)による家具固定講座
家具固定講座

大きい地震が起こると、たとえ家にいててもタンスやテレビが飛んできて決して安全ではありません。地震対策として「家具固定」は非常に重要です。特に寝室にある家具は危険です。地震(災害)はいつ発生するか分かりません。そこで、スクラムの家具固定部会/塩月氏による家具固定講座(勉強会)が開かれました。
まずは木造建物について知っておこう

家具の固定には”壁側の強度”も重要になります。重たいタンスを固定するには壁側にも相当の強度が必要になります。また柱の間隔や下地材を見つける方法も事前に知っておきましょう。
*木造の建物は基本的に「尺貫法/しゃっかんほう」で形成されています。
*和室は真壁といい、柱がむき出しになっている
*洋室は大壁といい、柱が耐火ボード(石膏ボード)やベニヤで隠れている
木造建物はこの尺貫法で柱や下地材が形成されています。家具を固定する際には強度のある柱や下地材に取り付けるようにしましょう!石膏ボードやベニヤだけでは弱いので地震には耐えれません。
下地材探しには「どこ太」が便利です。
壁に向かって筒をあて、さらに押し込むと筒の中の針が壁を突き刺します。下地材があれば突き抜けないし、下地材がなければ簡単に突き抜けてしまいます。これで簡単に下地材を探すことができます。ごく細い針なので壁を傷つけることはありません。「どこ太」がない場合は”たたいて探す”こともできます。「コンコン」と軽い音が鳴れば下地材がなく、「ゴンゴン」と重い音が鳴れば下地材があるということです。
実際に家具を固定してみる

梁とタンスの面をできるだけ合わせる
L字型金具で固定
タンスの左右と中央の3か所留め
和室にある背の高いタンスを実際に固定しました。スクラムの中辻会長のお宅でのデモンストレーションになります。
適当な場所に梁(はり)があったのでタンスと梁とで固定しました。用意するものはL字型金具(3つ)、電動ドライバー(インパクトドライバー)、先端に取り付ける鉄鋼部分のドリルビット(ネジ穴開ける用)、ドライバービット(ネジを締める用)、ネジ(径4㎜×長30㎜)を12本。あとは養生テープ、脚立、掃除機。タンスに3か所金具を取り付けました。
最後に
夜中に突然地震が起こり、こんな大きなタンスが倒れてきたらと思うとぞっとします。命に係わる衝撃だと想像できます。地震はいつ発生するかわかりません。特に寝室なら家具の固定は絶対に必要だと感じました。家具の固定には強度のある柱や下地材に取り付けることも頭に入れておきましょう!
動画を見る担当:家具固定部会(塩月)
場所:中辻会長宅・集会所


