2020年8月1日(土)定例会/防災リュックについて
非常時に備えた防災リュック

富田林市消防本部より西條さんにお越しいただき、防災リュック(持ち出しリュック)や事前の備蓄について講義をしていただきました。
東日本大震災当時、救助活動に現地を訪れた際に避難所での物資不足を目にし、やはり各個人がある程度備えをしておくべきだと痛感。「防災リュックや備蓄の事前準備がいかに大切か」を改めて実感されたそうです。西條さんご自身も家庭を持つ身。家にはいざという時のために防災リュックはもちろん様々な備蓄をされています。その様子を踏まえ、防災について教えていただきました。
西條さんの実際の備え

まずは周囲が耐震性の高い場所をえらび、そこに備蓄品の入った大容量のRVボックス(レジャーボックス)を数個置いているとのこと。備蓄品は以下の通り。
- 水:ポリタンクに大量の水(賞味期限が切れても生活用水として使用できる)、簡易シャワーになる蛇口
- キャンプ用品:固形燃料、ガスコンロ、ランタン、飯ごう、鍋、皿、カトラリー用品、テント、タープ、寝袋、ロープ、アルミシート、ブルーシート、タオルケットなど(家族分)
- 食料品:アルファ化米(非常食ご飯)、カップラーメン、レトルト食品、お菓子(甘いもの)、ビール(嗜好品として)など
- その他:ポータブル電源(大容量)、蚊取り線香、モバイルバッテリー、携帯トイレ、ライトなど
これらを被災時には車積できるようにし、さらに車中に「救命ボックス」なども備えている。

▶ 救命ボックスの中身
①三角巾②ウェットティッシュ③絆創膏④サージカルテープ(ガーゼ用テープ)⑤レスキュー用十徳ナイフ⑥人工呼吸マスク⑦レスキュー用ハサミ⑧テープ不要包帯⑨冷却パック⑩ゴム手袋⑪医療用ガーゼ
事前準備と避難所生活のポイント

- 基本的には情報の多い避難所で寝泊まりする方が良いが、ストレスで寝れないときは車中泊でも良い。(フルフラットになる車がベスト)
- 強姦対策として防犯ブザーも役立つ。家屋が倒壊し身動きが取れないときも、ホイッスルではなく防犯ブザーの方が疲労なく救助を求めることができる。
- 避難所にはすぐに物資が届かないので、少なくとも3日間くらいの備えを防災リュックに入れておくこと。3日後くらいには避難所にも物資が届き出す。家族一人一人が防災リュックを用意しておくこと。子供用は修学旅行に行かせる時のような備えでOK。
- 持ち出しリュックは男性15㎏、女性5㎏、子供3㎏が目安。時々点検して、キャンプグッズなどは使い方も把握しておくこと。
- 持ち出しリュックは2階に置いておく。(寝室もできれば2階が良い)→水害ではすぐさま垂直避難(より高いところに移動)をすること。
スクラムメンバーの持ち出しリュック(工夫した点)




中辻:防災リュックセット購入/ブルーシートを寝袋用に用意
相島:風呂に入れない時用のシート/手回し電源のライト付きラジオ
芝本:蛍光タスキ/LEDライト/アルミシート/救急セット/サランラップ/ゴミ袋/歯磨きセット/折り畳みヘルメット/リュック側面にスリッパ
新里:大きい風呂敷/マスク/雨合羽/給水リュック/アルミシート/黒ビニール(中身見られたくないとき用)/ローソク・マッチ/水のいらないシャンプー/血圧計
最後に
休日にもかかわらず貴重なお話をしていただきました。西條さん本当にありがとうございました。(スクラム一同より)
災害はいつ起こるかわかりません。防災意識を高くもって防災リュックや備蓄など、事前の準備をしておきましょう。
講師:富田林市消防本部(西條様)
場所:総合福祉会館


